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琉球時代の「グスク 」は人間が作った構造物で、自然風景と調和的に建てられた世界観が、他に例を見ない文化財 です。中城跡、今帰仁城跡、勝連城跡の石垣は複雑な地形に溶け込むように、琉球時代の建築技師の素晴らしい才能により設計されています。
世界遺産として登録された「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の城跡は、次々と整備され、マスツーリズムの場として開かれています。観光客向けに使いやすいように開発され、本来の石垣と自然風景の純粋な関係性や独特の雰囲気がどんどん薄まっています。
糸数城跡は沖縄の南部で一番広い、県民にもあまり知られていないグスクです。最低限の整備で、他の有名なグスクと違い、非常にピュアな雰囲気が残る、文化財と自然の調和的な関係性を楽しめる場です。



南城市のHPから

「壮大な城壁が残る南部最大のグスク」
慶良間列島まで見渡せる高台に、中世をしのばせる壮大な城壁が続く。沖縄本島南部最大級のグスクである糸数城跡は、玉城城の西の守り城として築かれたそう。琉球石灰岩を積み上げた城壁、天に向かってそびえ立つようなアザナ(物見台)の景観はまるで映画のような迫力。



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AIO  Art Initiative Okinawa
University of the Ryukyus  |  Prof. Titus Spree
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