沖縄南城市糸数城跡
2021/11/19-21

concept

音、自然、アート、風景の対話から生まれてくるイベントについて

location

糸数城跡は歴史と自然が融合した沖縄の独特なロケーションの紹介ページ。


2024

Soundscape Ryudai
2024年11月23日

2021

前夜祭
2021年11月19日
Soundscape 本番
2021年11月20日/21日

2020

2020年12月12日/13日のスライドショー

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Soundscape information in english language

concept



会場となる糸数城跡は、琉球石灰岩を積み上げた城壁や天に向かってそびえ立つアザナの景観が独創的で、 沖縄県内最大級の城(グスク)でありながらあまりその存在は知られておらず、手付かずの自然と城壁の織りなす雄大な景色を堪能することができます。城という先人たちが生み出した造形物が今なお自然に溶け込む姿を眺め、聴こえてくる音に耳を傾け、コロナ禍で閉じ込められた人々の感覚を解放し、悠久の時間を感じ ることができるイベントです。

参加アーティストが、その土地にインスパイアされた音や美術作品を創り、それらを風景の観念で捉え自然の中で調和させる試みです。様々なスタイルのアーティストが集い、自然や風景と対話することによって、 独特な世界観を作り上げます。観客が主体的に参加するイベントで、サブタイトルの「目を凝らし、耳を澄まし、自然に溶け込む」というように、エリアからエリアへと歩いて移動することで、偶然のタイミングや自分の意思で選択し、聞こえてくる音、見えてくる美術作品や風景を自ら選択し、再編成することになります。



Soundscape Okinawa 2020 Official Video (3.18 min)


Soundscape Okinawa 2021 Video (11.09 min)
 
Soundscape Okinawaではこういう楽しみ方を提案します:
・自然に恵まれた広々とした糸数城跡で、ゆったりとした時間を過ごせます。
・音楽を聴きながら、自然の風景や文化財を楽しめます。
・様々なジャンルを超えた新しスタイルのサウンドアートイベントを体験できます。









location

琉球時代の「グスク 」は人間が作った構造物で、自然風景と調和的に建てられた世界観が、他に例を見ない文化財 です。中城跡、今帰仁城跡、勝連城跡の石垣は複雑な地形に溶け込むように、琉球時代の建築技師の素晴らしい才能により設計されています。
世界遺産として登録された「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の城跡は、次々と整備され、マスツーリズムの場として開かれています。観光客向けに使いやすいように開発され、本来の石垣と自然風景の純粋な関係性や独特の雰囲気がどんどん薄まっています。
糸数城跡は沖縄の南部で一番広い、県民にもあまり知られていないグスクです。最低限の整備で、他の有名なグスクと違い、非常にピュアな雰囲気が残る、文化財と自然の調和的な関係性を楽しめる場です。



南城市のHPから

「壮大な城壁が残る南部最大のグスク」
慶良間列島まで見渡せる高台に、中世をしのばせる壮大な城壁が続く。沖縄本島南部最大級のグスクである糸数城跡は、玉城城の西の守り城として築かれたそう。琉球石灰岩を積み上げた城壁、天に向かってそびえ立つようなアザナ(物見台)の景観はまるで映画のような迫力。



場所の地図はinfoページにあります
AIO  Art Initiative Okinawa
University of the Ryukyus  |  Prof. Titus Spree
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